「循環する通貨」が必要な理由
🦔お金が循環すれば大抵のことは解決する
現在の日本の問題点はいろいろあり、お金が社会を循環していないことはその一つに過ぎませんが、お金が循環すればたいていのことは徐々に解決すると思うのです。
たとえば少子化。若者に人気の「ひろゆき」さんは、子ども一人につき1000万円を配ればすぐ解決すると提案していましたが、それができます。
医療従事者&介護従事者不足。労働時間を短縮し、様々な文明の利器を導入し、賃金を上げれば人が集まるのでは。
地方の衰退問題。地方にお金を落とす仕組みが解決策の一つになるでしょう。
年金問題。大学の研究費の問題。これらは通貨の循環で一番解決しやすい問題です。
🦔通貨量は増え続けているのにGDPは増えない
お金の量を、世の中の通貨量の指標の一つ、M3という数値で見てみると、平成の初めには600兆円くらいだったのが、今は1536兆円だそうですよ(こちら、日経)。平成が終わって900兆円増えてる。ところがGDPは500兆円程度のままです。1536兆円のお金を1年に一度でも使えばGDPは1536兆円になります。でもGDPは全然増えてないってことは、1000兆円くらいが富裕層や富裕企業の銀行口座に溜まりっぱなしで一度も世の中に出ていかないということなのです。通貨が社会を循環する仕組みがないのです。
🦔お金が循環する仕組みが必要
今既にある1000兆円はもう仕方ない。手に入れたお金を手放す人はそうそういませんからね。でも、令和の30年でまたきっと1000兆円くらい増えるでしょう。その分は、社会の隅々まで流通し循環する仕組みを作った方がいいと思うのです。1000兆円を社会のなかで循環させられたら、大抵の問題は解決します。「循環する通貨」で課題解決に挑戦したいと思っています。